写真展

こんばんは、あやです!

あいぼ先輩が書いてくれたように、Baumの練習も3月は丸々お休みになってしまいました。
学校はもちろん公共施設も軒並み閉まっていたりして、なんだか、本来は明るくてワクワクする春なのにしょんぼりです。
いくら私がインドアとはいえ、気分転換のお出かけはしたい!野球も見に行きたかったし、百貨店の催事の物産展も見に行きたかったなぁ。

さて、今回は2月に行ってきた写真展のお話をさせていただきたいと思います。これも時期がズレていたら開催されなかったかな、と思うと行けて本当に良かったと思います。
幡野広志さんという方、ご存知でしょうか。
私はたまたま1年ほど前にTwitterで存在を知り、そこからファン(と呼ぶのかどうか)になった口なので今でも写真家さんというより先に、文筆家さん、のイメージが先行してしまうのですが…

簡単にご紹介しておきましょうか。
幡野さんは2017年に多発性骨髄腫という血液のガンを発症し、余命宣告も受けている方で、年齢は37歳です。奥様と小さな息子さんと暮らされている写真家さんでとても透明感のある写真を撮られています。ガン告知後Twitter等で悩める人々からたくさんの相談を受けていて、その答えがとても深く、自由で、俯瞰していて、いつも素敵だな、私もこのような考えで在りたいなと思うような方です。

その方の写真展が渋谷であると知り、これは行ってみたいぞ、と思い、ずっと前から休みを調整して、午後の仕事をお休みして行ってきた次第です。

会場内は撮影フリーでしたが、お写真の下にあるコメントを見ていたら、なんだかこの瞬間バシバシ写真を撮るよりもじっくりこの目に焼き付けておく方がいいのでは無いかと思い、結局撮りませんでした。
綺麗な静かな写真
幡野さんの人柄のわかる、どこか突き放したようにも見えるコメント
どれもこれも、目に焼き付けておきました。

会場を見渡すと、御本人がいらっしゃいました。普通に溶け込んでいらっしゃって、あー幡野さんだ、初めて見たわァなんてぼんやり思ったり(笑)
来場された方とお話されていたのでお声掛けはしませんでしたが、写真で見ていた通りの静の雰囲気のある方でした。


会場で購入した本とその特典
3月現在、ウェブでこちらの人生相談の記事が何本か無料でアップされているようですので、興味のある方はぜひ読んでみてください。
近い将来いなくなってしまうであろう幡野さん。幼い息子さんは、その時とても辛い思いをすると思います。でも大きくなった時にきっとお父さんの書籍や言っていたことを理解していくのだろうな、と思うと、残されるものに遺すもの、その意義を考えずにはいられません。

それではまた、あやでした!

混声合唱団Baum

東京都文京区を中心に活動する社会人の混声合唱団。2009年6月創団。

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